
こんにちは!ジャンラボです!
12月に初めて学会というものに参加しました!
この学会は毎年、研究室全員で参加するものだったらしく、私のような4年生は学会デビュー戦となりました。
今回は、そもそも学会とは何かと学会に出ての感想を書きたいと思います。

初めての研究発表であったので、たくさんのことを学びました!
学会とは?

大学生にとって学会とは、専門家の前で発表する大変貴重な場です。
大学の教授から、企業の研究者、他大学の学生まで、たくさんの人が自分の発表を聞いてくれる可能性があります。
そのため、自分の研究に対して、厳しい質問やその研究に対して、間違っている部分を指摘されたりしながら、学術的な議論をして盛り上がります。
発表様式は主に、口頭発表とポスター発表があります。(あくまで大学生の視点、一般公演の部類)
今回はポスターセッションに参加させていただきましたので、流れやどんな形で発表したのか紹介します。
ポスター発表までの流れ

発表までの準備は以下のように行いました!
10月中旬 発表予稿(アブストラクト)をA4一枚で作製・提出
11月上旬 発表スライド作製開始
11月下旬 審査用のスライド提出
フラッシュトーク用スライド提出
発表練習
12月上旬 フラッシュトーク・ポスターセッション当日
発表予稿(アブストラクト)
アブストラクト、いわゆるアブストとは、自分の研究発表内容を指定された形式に従って、A4一枚にまとめたものです。
それを発表の大体1,2か月前に提出をします。
提出した発表概要は、学会誌などに載り、それを見て興味を持ってくれた方が発表を聞きに来てくれるかも知れません。

何度も教授と議論し、締め切りぎりぎりまでアブスト作成に取り組みました(笑)
フラッシュトーク
フラッシュトークとは、本番の発表前に1分程度、自分の研究・当日発表する内容を紹介する時間です。
1人ずつ時間が与えられていて、自分が発表したらどんどん次の人へ回っていきます。
今回は提出したスライド一枚を用いて、1人1分間発表を行いました。
今回の学会はかなりポスターセッションへの配慮がなされていて、フラッシュトークを適用していたのだと思いますが、ほとんどの学会は発表前にこのような催しはないのだそうです。
ポスター発表当日の流れ

午前10時 研究室へ登校
スライドや接続の確認(オンラインでの開催だったため)
午後12時 学年ごとに部屋に分かれて発表準備
午後13時30頃 フラッシュトーク開始
午後14時40分 ポスターセッション開始
午後16時 ポスターセッション終了

終わった後は、聞かれた質問に対してどう答えるべきだったか研究室のみんなで議論しました!
初めての学会を経験した感想
初めての学会・発表であったのでめちゃくちゃ緊張するのかなと思いましたが、あまり緊張はせず臨めました。
フラッシュトーク感想
私の発表は全体で2番目、研究室内でトップバッターだったのでなるべくインパクトを残しつつ、落ち着いた印象を与えるよう話してみました。
練習も数回していたので、1分間でなるべく自分の発表内容の興味をそそるようなことを背景や実験から話しました。
なぜか、2週目が回ってきて、もう一回発表タイトルと名前とカメラONにするという謎のことが起こりましたが落ち着いて対処できたと思います。
ポスターセッション感想
まず驚いたのが、私は後半のセッションで、前半の35分は発表時間ではないと思っていたのですが、まさかの前半から私の部屋に発表を聞きに来てくださる人がいて、結局1時間10分フルで話していました。
そしてもう一つ強く感じたことは、やはり専門家からの質問は鋭いなということ。
もちろん、的確に答えられた質問はいくつかありましたが、まるで何も言い返せないような質問もあり、戸惑ってしまう瞬間もありました。
「それの何が重要なの?」「なぜそう判断できるの?」「なぜその実験をするの?」など自分では気づけないようなところに質問をしてくださる方もいました。
しかし、私は質問に的確に答えられないことは恥ずかしいことではないと思っています。
答えられないような質問が来るということは、私自身がまだわかっていないところに気づけるということです。
なので、わからないことは正直に認め、それはどういうことなのか、どうすればいいのかを率直に聞きます。
これによって自分の成長につながり、次回の発表に生かせると考えています。
実際、実験の方法でこうした方がいいのではないかという質問・意見があったので、詳細を詳しく尋ねたところ、その方は快くご教授してくれました。
もちろん学部生だから恥ずかしくないといえるのかもしれませんが、こういった経験をする中で、たくさんの学びを得たいと思っています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
学会について、初めて学会に出たものの感想を書きましたが、これから学会に出る人、学会に興味がある人に少しでも役に立てたら嬉しいです。
また学会のような発表機会がありましたら、記事にしようと思います。
では!
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